冷凍食品大手の独Frosta(ブレーマーハーフェン)が19日発表した2009年12月決算の売上高は4億1,100万ユーロで、前年から5%増加した。4億ユーロを超えたのは初めて。市場環境は厳しかったものの、人工調味料を一切使用しない同社の方針を支持する消費者が増えていることがプラスに働いた。
\営業利益(EBIT)は2,090万ユーロ、最終利益は1,200万ユーロで、横ばいにとどまった。経営陣はこれについて、顧客スーパーの値下げ圧力が高いためと説明している。
\Frostaは昨年、食品の健康リスク度を製品のパッケージに信号色で表示する措置を導入した。同調する企業はなく、同社は厳格な表示義務の導入を政府に求めている。
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