ドイツ光学・医療・メカトロニクス産業連合会(Spectaris)はミュンヘンでこのほど開催されたレーザー・オプトエレクトロニクス応用技術・システム・アプリケーション国際見本市の開幕式で、独フォトニクス業界の売上高が前年比19%増の219億ユーロとなり、経済危機に伴う落ち込みから回復したと発表した。特に輸出が好調だった。今年は売上成長率で8%を見込む。
\昨年の輸出高は前年比で22%増の152億ユーロとなり、売上全体に占める割合は2.8ポイント増の69.3%へと拡大した。米国、中国が主な輸出先で、輸出高全体の約22%を占める。国内売上高は69億ユーロで11.5%増加した。
\Spectarisが先ごろ実施した会員企業アンケート調査では、今後期待される光学技術の応用分野として医用機器、工業生産技術、エネルギー機器に多くの回答が集まった。
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