市場調査大手のGfKが26日発表したドイツ消費者景況感指数の8月向け予測値は5.4となり、前月の5.5(修正値)から0.1ポイント低下した。ギリシャをはじめとするユーロ加盟国の財政悪化をめぐる議論が影響した格好で、景気の見通しに関する7月の指数(8月向け予測値の算出基準の1つ)は前月の50.3から44.6、所得の見通しに関する同指数も44.6から34.6へと大きく落ち込んだ。
\高額商品の購入意欲に関する指数は前月比1ポイント減の34.1と減少幅が小さかった。雇用情勢の安定が反映されたもようだ。
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