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2011/10/12

経済産業情報

薬局専売化粧品、P&Gとアライアンスが独市場投入

この記事の要約

米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、英ヘルス・ビューティケア大手アライアンス・ブーツのスキンケアブランド、「Boots Laboratories」の提携販売をドイツ、オーストリア、スイスで開 […]

米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、英ヘルス・ビューティケア大手アライアンス・ブーツのスキンケアブランド、「Boots Laboratories」の提携販売をドイツ、オーストリア、スイスで開始する。同ブランドは薬局でのみ販売するブランドで、主にP&Gの流通網を通して薬局に卸す。販売開始は2012年初めの予定。P&G独法人がこのほど、プレスリリースで明らかにした。

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提携によってP&Gはこれまで手薄だった薬局向け化粧品事業を拡大。アライアンスはP&Gの販売網を活かして大陸欧州市場への進出を強化する。

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P&Gとアライアンスは2010年、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガルの薬局でBoots Laboratoriesの販売を開始した。同ブランドは対面販売方式をとり、通販は一切行っていない。専門的な知識を持つ薬剤師のアドバイスを受けながら肌に合う製品を見つけられるため、顧客の信頼は高く、P&Gによると、発売からこれまでに数百万人の顧客を獲得した。販売チャンネルを薬局に限定することで高いスキンケア効果をアピールできるほか、薬局にとっても店頭でしか入手できない製品を扱うことで売り上げ増えるメリットがあるという。

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P&Gは「Wick」(のどケア)、「Blend-a-med」(オーラルケア)、「Metamucil」(ダイエットサプリ)、「Oral-B」(電動歯ブラシ)などのセルフメディケーションブランドを展開するものの、薬局向け化粧品事業はこれまでほとんど行ってこなかった。

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