鉄道路線に発火物が仕掛けられる事件が10~11日にかけてドイツ国内で起きた。死傷者やけが人はなかったものの、首都ベルリンなどでダイヤが混乱。左翼グループのものとみられる犯行声明がインターネットで発表された。
\事件はまずベルリン~ハンブルク間の路線で10日早朝に発生した。何者かがケーブルダクトに火をつけたという。正午ごろにはベルリン中央駅の地下トンネル入り口付近でも発火性の不審物が線路上で発見された。11日にもベルリン中央駅付近で発火物の液体が詰まった容器が見つかっている。
\へクラと名乗る左翼グループがネット上で犯行声明を公開した。独国防軍のアフガニスタン駐留などを批判している。警察は声明が犯人のものとみて捜査を進めている。
\ベルリンでは5月にも同様の事件が起き、ダイヤが麻痺した経緯がある。
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