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2011/10/19

経済産業情報

モバイル端末が商品購入時の重要な情報源に=EBayなど調査

この記事の要約

ネットオークション大手Ebayなどがスマートフォン(以下:スマホ)やタブレット端末(以下:タブレット)利用者を対象に実施したアンケート調査で、商品・サービスの購入前に端末からインターネットにアクセスして商品情報を収集した […]

ネットオークション大手Ebayなどがスマートフォン(以下:スマホ)やタブレット端末(以下:タブレット)利用者を対象に実施したアンケート調査で、商品・サービスの購入前に端末からインターネットにアクセスして商品情報を収集したことがあるユーザーが4人に3人に上ることが明らかになった。情報収集する品目で多かったのはホームエレクトロニクス、コンピューター、電子メディア、書籍などで、調べる内容は「価格」「製品内容」「他のユーザーの評価」「在庫の有無」などだった。

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Ebayと消費者団体全国連合会は、スマホまたはタブレットを保有する14歳以上のドイツ人2,168人を対象にアンケート調査を実施。商品購入前の両モバイル端末の利用動向などを調べた。

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調査対象のうちスマホ保有者は91.6%、タブレットは34.9%で、両方とも持っていたのは26.5%だった。年齢構成は14~19歳が8.7%、20~29歳が21.1%、30~39歳が19.7%、40~49歳が24.7%、50歳以上は26%。男女比は男性が52.8%、女性が47.2%で男性の方がやや多い。

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モバイル端末から商品情報を収集したことがあるのは、スマホ保有者で68.8%、タブレット保有者で58.6%だったのに対し、両方を保有するユーザーでは92%に上った。

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商品情報収集に頻繁に利用するメディアで最も多いのは「自宅のパソコン」で、87.4%に上った。スマホ/タブレットは46.2%で2番目に多く、「店頭」(36%)、「友人・知人の口コミ」(31%)を上回った。

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ただ、情報収集と実際の購入場所・手段が同じとは限らない。モバイル端末で情報収集したユーザーのうち、店頭で購入するのは60%、「自宅のパソコンから」も同65.1%に上ったのに対し、「モバイル端末から」は51.1%とやや低かった。

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