スイスのエレベーター大手Schindler(ヘルギスヴィル)は10月26日、従業員の削減方針を発表した。収益力の強化が狙いで、2013年末までにコストを年1億5,000万スイスフラン圧縮する。リストラ費用は計1億~1億5,000万フランを見込む。
\人員削減は欧米で実施する考え。同社はメディアの問い合わせに対し、スペインやポルトガル、米国など需要が弱い国を主な対象とする考えを明らかにした。全世界の従業員の4%に当たる1,800人を整理する。その一方で、市場が急成長するインドと中国には1億3,000万フランを投資する予定だ。
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