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2011/11/2

企業情報

Eon AG―ガスパイプラインの売却検討―

この記事の要約

エネルギー大手の独Eon(エッセン)は天然ガス子会社Eon Ruhrgasのガスパイプライン網を売却する意向だ。同社のヨハネス・タイセン社長が『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙のインタビューで明らかにし […]

エネルギー大手の独Eon(エッセン)は天然ガス子会社Eon Ruhrgasのガスパイプライン網を売却する意向だ。同社のヨハネス・タイセン社長が『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙のインタビューで明らかにした。

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Eon Ruhrgasは総延長1万2,000キロメートルのガスパイプラインを運営している。Eonが同パイプラインの放出を検討するのは、欧州連合(EU)の規制が厳しく事業を自由に展開できないほか、巨額の債務圧縮に取り組んでいるため。Eonは2013年末までに総額150億ユーロの資産を売却する計画で、これまでに91億ユーロを手放した。Eon Ruhrgasのガスパイプラインは時価が20億ユーロとされるため、売却すれば資産売却目標の実現に向けて大きく前進する。

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売却先は投資会社が有力視されている。競合のRWEは子会社Thyssengas-Netzが運営するガスパイプライン4,100キロを投資銀行大手の豪Macquarieに譲渡した。

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