インターネット接続機能搭載テレビ(スマートテレビ)が急速に普及しているにもかかわらず、実際に同機能を使用している人は少ないようだ。独情報通信業界連盟(Bitkom)が9日発表した調査結果で明らかになった。
\同調査は、市場調査機関のGfKがBitkomの委託を受けて実施した。それによると、スマートテレビは2009年の発売以来およそ400万台が販売された。国内世帯の10%が所有している計算だ。今年9月の販売台数は前年同月比で約10万台増の22万6,000台へと倍増している。
\その一方で、実際にテレビからネットに接続する人は13%にとどまる。Bitkomはこれについて、テレビ向けの動画ネット配信サービスが少ないのが原因と分析。そうしたサービスが増えれば、ネット接続機能の利用が急増するとみている。
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