欧州中央銀行(ECB)は8日の定例理事会でユーロ加盟国に適用される政策金利を従来の年1.25%から1.0%に引き下げることを決定した。利下げは2カ月連続。加盟国の財政危機と信用不安を受けて資金需要がひっ迫し景気を悪化させる事態に備える狙いで、あわせて◇銀行がECBから資金を調達できる期間を従来の最大1年から3年に延長する◇支払準備率(銀行の預金のうち各国中銀に預けなければならない金額の割合)を従来の2%から1%に引き下げる◇銀行がECBから資金を借り入れる際の担保基準を緩和する――ことも取り決めた。
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2011/12/14
総合 - ドイツ経済ニュース
欧州中銀が2カ月連続で利下げ、年1%に
この記事の要約
欧州中央銀行(ECB)は8日の定例理事会でユーロ加盟国に適用される政策金利を従来の年1.25%から1.0%に引き下げることを決定した。利下げは2カ月連続。加盟国の財政危機と信用不安を受けて資金需要がひっ迫し景気を悪化させ […]
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