洗剤業界団体のIKWは6日、ビューティケア製品の今年の独市場規模が125億9,500ユーロ(小売価格ベース)となり前年比で0.8%増加するとの見通しを発表した。今夏に流行した腸管出血性大腸菌の感染が追い風となり、抗菌せっけんなどの需要が急増。家庭洗剤・ケア製品も0.5%増の42億6,900万ユーロ(同)へと拡大する。このほか、自然派化粧品も約9%増と大幅に伸びる。
\一方、ヘアケア・スキンケア製品は、値下げ競争や廉価ブランドの影響で売り上げが減少する。
\来年についてはビューティケア製品と家庭洗剤・ケア製品を合わせた市場規模が今年と同水準か0.5%増となると予想している。
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