ドイツ機械工業連盟(VDMA)は19日の記者会見で、独業界の2012年生産高予測を前年比4%増の約1,970億ユーロに据え置いた。ただ、市場の先行き不透明感は強まっており、今後の景気動向次第では下方修正する可能性もあるとしている。今年については14%増の1,880億ユーロを見込む。
\VDMAによると、11月と12月の受注高は前年同月を下回る見通し。ただ、2010年11月以降は受注が高水準で推移した経緯があり、「今後、前年同月比で減少が続いても危機の兆候ではない」(トーマス・リントナー会長)という。
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