クリスマス商戦期(11~12月)の小売売上が前年水準を上回ったもようだ。当初は伸び悩んでいてものの、クリスマス直前の12月第4週になって加速。独小売業中央連盟(HDE)は12月27日、2010年実績(768億ユーロ)を1.5%上回るとの見通しを明らかにした。
\売り上げを大きく押し上げたのはオンライン販売で、HDEによると、前年の59億ユーロから65億ユーロへと10%増加したもようだ。実店舗で商品をチェックしたうえでインターネットで注文する消費者が増えているという。
\クリスマス商戦期の売上成長率が最も大きかったのは時計・宝飾品。ゲーム機やタブレットPC、スマートフォンも好調だった。売り上げが落ち込んだのは暖冬の直撃を受けた衣料品のみという。
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