軍需大手のKrauss-Maffei Wegmann(KMW、ミュンヘン)は23日、技術開発大手EDAGの民間車両装甲化事業を譲り受けることで合意したと発表した。中南米事業の強化に伴う論理的な帰結と説明している。取引金額は明らかにしていない。
\EDAGの民間車両装甲化事業は独インゴルシュタットとメキシコに製造拠点を持つ。従業員数は計約70人。KMWはこれらの拠点を引き継ぎ、従業員を継続雇用する。
\EDAGは1969年の設立で、世界の25カ所以上に拠点を持つ。従業員数は5,500人、売上高は約7億2,000万ユーロ。今後は経営資源を技術サービスに絞り込んでいく。
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