市場調査大手のGfKが1月26日発表したドイツ消費者景況感指数の2月向け予測値は5.9となり、前月の5.7(修正値)から0.2ポイント上昇した。高額商品の購入意欲が高まっており、個人消費は今年、ドイツ経済の支柱となりそうだ。
\景気の見通しに関する1月の指数(2月向け予測値の算出基準の1つ)は前月のマイナス0.9からプラス7.5へと8.4ポイント上昇し、長年の平均であるゼロを大きく超えた。Ifo企業景況感指数が3カ月連続で改善していることなどが反映されたもよう。
\所得の見通しに関する指数は34.1で、0.1ポイントの微増にとどまったものの、労働市場の安定を背景に高水準を保った。
\高額商品の購入意欲に関する指数は41.8となり、前月の27.4から14.4ポイント上昇した。雇用の安定と低金利、インフレ率の低下を背景に消費者がローン利用に前向きになっていることが背景にある。
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