ドイツ連邦雇用庁(BA)が1月31日発表した同月の失業者数は前月を30万2,000人上回る308万2,000人となり、7カ月ぶりに300万人を突破した。冬の到来で屋外労働の需要が減ったほか、クリスマス商戦の終了を受けて小売店が臨時社員を削減したことが影響。季節要因を除いた実質の失業者数は3万4,000人減少した。失業率は7.3%で、0.7ポイント上昇している。
\労働市場では求人需要の拡大が続いており、求人指数BA-Xは前月比2ポイント増の181へと上昇した。特にメカトロニクス、電機、エネルギー、金属、機械、物流、医療分野で専門人材を求める動きが強いという。
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