太陽電池大手の独Solarworld(ボン)は6日、傘下の再生可能エネルギー発電会社Solarparcの株式95%超を確保したと発表した。今後は株主総会で完全子会社化を提案。上場を廃止したうえで、会社形態を株式会社から有限会社へと改め、国際プロジェクト事業を強化していく。
\Solarworldのフランク・アスベック社長は手持ちのEifelstrom GmbH社を通してSolarparc株50.01%を保有している。2010年12月31日に任意の株式公開買い付け(TOB)を開始し、このほど95%以上を確保。スクイーズアウトの権利を獲得した。
\Solarparcは従業員数が32人。2010年の売上高は約2,300万ユーロだった。Solarworldは同社を完全傘下に収め、インドや南アフリカといった有望なソーラー発電市場に参入する考えだ。
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