ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した2011年12月の独業界の新規受注高は前年同月比10%減となり、2カ月連続で後退した。世界的な景気減速や欧州債務危機のほか、比較対象の2010年12月の受注水準が極めて高かったことが影響した。国外受注は14%減、国内受注は横ばいだった。
\大型受注などによる統計上のブレが小さい3カ月単位の比較をみても、10~12月は前年同期を7%下回った。国内は1%増加したものの、国外が11%減と大きく落ち込んだ。2011年通期の業界受注高は前年比10%増と2ケタ台の伸びを確保している。
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