連邦統計局が8日発表した2011年12月のドイツ製造業売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比-2.2%(暫定値)となり、2カ月連続で減少した。国内と国外がともに後退。主要業界もすべて落ち込んだ。
\国外売上は2.4%縮小した。ユーロ圏での売り上げが-4.2%となり足を強く引っ張った格好。ユーロ圏外は1.0%減、国内は2.1%減だった。
\業界別で最も大きく落ち込んだのは機械で、-6.8%を記録した。減少幅が最も小さかったのは金属製造・加工で-0.6%。これに化学とコンピューター・電子・光学機器(ともに-0.7%)、自動車(-1.0%)、電気設備(-1.1%)が続く。
\2011年通期の製造業売上は前年比7.2%増と大幅に拡大した。地域別の増加幅は国内が6.9%、国外が7.6%で、国外の内訳はユーロ圏が6.1%、ユーロ圏外が8.8%だった。
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