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2012/2/22

総合 - ドイツ経済ニュース

第4四半期GDP0.2%減少、約3年ぶりのマイナス成長に

この記事の要約

ドイツ連邦統計局が15日発表した2011年第4四半期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.2%下回った。マイナス成長は金融危機直後の09年第1四半期以来で、11四半期ぶり。企業の投資活動 […]

ドイツ連邦統計局が15日発表した2011年第4四半期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期を0.2%下回った。マイナス成長は金融危機直後の09年第1四半期以来で、11四半期ぶり。企業の投資活動は活発だったものの、外需が後退し、個人消費もわずかに落ち込んだ。ただ、最近は企業景況感と消費者景況感がともに改善するなど、経済指標は再び明るさを増している。

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一方、欧州統計局ユーロスタットが同日発表したユーロ圏17カ国のGDPは前期比で実質0.3%減となり、2年半(10四半期)ぶりに後退した。主要国ではフランスが0.2%増となった以外は軒並み落ち込んだ。

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独統計局は15日の発表で、11年第3四半期の実質成長率を従来の前期比0.5%から同0.6%に上方修正した。

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