ドイツ連邦統計局が17日発表した2012年1月の生産者物価指数は前月比で3.4%上昇した。上げ幅は昨年4月をピークに縮小傾向にあるものの、依然として大きい。同物価は前月比でも0.6%上がった。
\最大の押し上げ要因はエネルギーで、前年同月を7.3%、前月も1.3%上回った。エネルギーを除いたコアの物価上昇率は前年同月比が1.8%、前月比が0.4%だった。
\非耐久消費財も前年同月比で3.4%上昇し、平均を上回る上げ幅となった。上昇率が最も大きかったのは砂糖で34.0%を記録。マーガリンも14.7%に達した。
\中間財は1.1%の小幅上昇にとどまった。景気減速が反映された格好で、圧延鋼の価格は4.3%低下している。自動車用タイヤは12.9%上昇した。
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