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2012/2/22

総合 - ドイツ経済ニュース

トラック通行料金、8月から一部国道でも徴収

この記事の要約

ペーター・ラムザウアー連邦交通相は15日、高速道路(アウトバーン)を利用するトラック向けの通行料金制度を国道の一部にも適用することで、料金徴収システム運営会社Toll Collectと合意したと発表した。対象はアウトバー […]

ペーター・ラムザウアー連邦交通相は15日、高速道路(アウトバーン)を利用するトラック向けの通行料金制度を国道の一部にも適用することで、料金徴収システム運営会社Toll Collectと合意したと発表した。対象はアウトバーンに接続する4車線の国道で、計1,000キロメートルの区間。今年8月1日から徴収を開始する予定だ。

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料金は高速道路の場合と同様、トラックの車軸数と排ガス基準に応じて計算される。料金の平均は走行1キロメートル当たり17セントで、連邦交通省は課金対象の道路を増やすことで約1億ユーロの増収効果を見込んでいる。

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交通省は料金徴収システムを管理・運営するToll Collect(T-Systems、ダイムラー、仏Cofirouteのコンソーシアム)との契約が2015年8月に満了することを受け、後継事業者を公開入札で選定する。背景には◇技術的なトラブルから料金制度導入が2年以上も遅れた◇今回の国道への適用範囲拡大でも交渉が難航しスタートが当初予定の2011年初頭から1年半以上も遅れた――などを受けて、Toll Collectへの不満が積もっていることがあるようだ。

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