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2012/2/22

総合 - ドイツ経済ニュース

化学労組ベア6%要求へ

この記事の要約

独化学労組IG BCEの中央執行部は14日、今春に始まる労使交渉で6%のベースアップを要求する方針を打ち出し、地方支部に勧告した。金属労組IGメタルとサービス労組Verdiはすでに6.5%のベア要求方針を表明しており、ド […]

独化学労組IG BCEの中央執行部は14日、今春に始まる労使交渉で6%のベースアップを要求する方針を打ち出し、地方支部に勧告した。金属労組IGメタルとサービス労組Verdiはすでに6.5%のベア要求方針を表明しており、ドイツの3大労組はすべて大幅な賃上げを求めている。

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IG BCEの各地方支部は今後、中央執行部の勧告を検討したうえで受け入れる見通し。労使交渉はまず地方レベルで始まり、5月7日に全国レベルの交渉が行われる。

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今回のベア要求を受けて化学雇用者団体は、景気減速や欧州債務危機など経済環境が悪化していることを指摘。労使合意は現実に見合ったラインで行われなければならないとして労組をけん制した。

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ただ、化学労組は金属労組に比べて労使協調の姿勢が強いため、ベアは大きな混乱なしに妥結する可能性が高い。ストは1972年以来、行っていない。

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