ドイツ連邦統計局が17日発表したホテル・飲食業界の2011年の売上成長率は名目3.8%、実質2.4%となり、現行統計が始まった1994年以降の最高を記録した。景気回復が反映された格好で、名目売上は2年連続で拡大。業界団体Dehogaは今年も名目2%増を見込んでいる。
\分野別の売上成長率はホテルが名目3.8%、実質2.4%、飲食業がそれぞれ3.9%、2.4%だった。Dehogaのエルンスト・フィッシャー会長はメディアに対し、金融・経済危機からの回復がホテル業界よりも遅れていた飲食業界にも好景気の効果が広がってきたとの見方を示した。
\国内の宿泊件数はのべ3億9,400万泊で、前年を4%上回った。
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