ドイツ機械工業連盟(VDMA)が1日発表した独業界の2012年1月の新規受注高は前年同月比6%減となり、3カ月連続で後退した。世界的な景気減速のほか、比較対象の2011年1月の受注水準が極めて高かったことが影響した。国内受注が9%減少、国外も同4%落ち込んだ。
\大型受注などによる統計上のブレが小さい3カ月単位の比較をみても、2011年11月~12年1月は前年同期を9%下回った。内訳は国内が4%減、国外が12%減。
\VDMAのエコノミストは景気の先行指標が好転していることを指摘。業界受注は下半期にも増加に転じるとの見方を示した。
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