ドイツ連邦統計局が9日発表した2012年1月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%増(暫定値)となり、3カ月ぶりに好転した。ユーロ圏からの受注が2.4%増加、国内も同0.8%増となり全体を押し上げた。ユーロ圏外は1.9%減となり、3カ月連続で落ち込んだ。
\主要部門では機械の伸び率が最も大きく4.8%を記録、ゴム・樹脂製品(2.1%)がこれに続いた。増加幅が最も小さかったのは食品・飼料で0%。自動車・自動車部品も0.1%にとどまった。
\製造業売上の前年同月比の変動率(物価・営業日数調整値)はプラス0.4%だった。国内が2.9%増加して全体をけん引。国外はユーロ圏が0.7%減、ユーロ圏外が3.2%減と振るわなかった。
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