Deutsche Telekomの米移動通信サービス子会社T-Mobile USAは22日、コールセンターの数を現在の24から17に削減すると発表した。経営再建に向けて事業効率を引き上げることが狙い。
\閉鎖するコールセンター7カ所には現在、計3,300人が勤務している。同社はこのうち1,900人を整理し、残り1,400人については他のコールセンターで継続雇用する。
\業績の立て直しに向けては通信網の近代化も推し進める方針で、40億ドルを投じて最新のLTE通信網を構築していく。T-Mobile USAでは通信網の能力が低くアップルのスマートフォン「iPhone」を取り扱えないため、顧客が大量に流出している。
\Deutsche Telekomは同子会社を米同業AT&Tに売却する予定だったが、独禁法上の理由で取引がとん挫したため、自力再建に乗り出した。
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