独情報通信業界連盟(Bitkom)は20日、デジタルカメラの今年の国内販売台数が820万台となり、前年比の後退幅が2%にとどまるとの予測を発表した。移動携帯端末のデジカメ性能は大きく向上しているものの、デジカメを不要にする水準には達していないため、ナビゲーション機器のような販売急減はないとしている。Bitkomは市場調査大手GfKのデータをもとに同予測を提示した。
\Bitkomによると、デジカメ1台当たりの価格は209ユーロとなり、昨年の214ユーロから5ユーロ低下。市場規模は約17億ユーロとなる。交換レンズを利用できるミラーレス一眼カメラと、レトロなデザインのカメラが需要をけん引するという。
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