ルール工業地帯のマール化学工業団地で3月31日、大規模な爆発事故が起き、従業員1人が死亡、1人が重度のやけどを負った。原因は不明。周辺地域の住民に健康被害は出ていないという。
\事故が起きたのは午後1時40分。樹脂製品の中間原料であるシクロドデカトリエン(CDT)の生産施設でボイラーが爆発した。一時は煙が上空100メートルに達したという。消防は翌日未明になってようやく消火に成功した。
\事故のあった工業団地と生産施設はともに化学大手エボニクのもの。工業団地には計30社が入居し、約1万人が働いている。
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