ドイツで事業展開する自動車メーカー系金融会社の業界団体AKAは8日、加盟企業のファイナンスサービスを利用して2011年に購入・リースされた新車が131万台となり、前年比で9.8%増加したと発表した。新規貸出額は15%増の300億ユーロ、既存契約の貸出残高は6%増の900億ユーロにそれぞれ拡大した。
\新車ローン・リースの内訳はローン契約が56万3,000件(7%増)、リース契約が74万8,000件(12%増)だった。
\11年に国内で新車登録された乗用車312万9,399台のうち、AKA加盟企業のファイナンスサービスを通して購入・リースされた車両は41.9%(前年比で0.2ポイント減)だった。また、中古車含む乗用車購入ローン契約に占めるAKA加盟企業のシェアは67.2%(0.4ポイント減)に上った。
\AKAにはPSAファイナンス銀行、BMWファイナンシャル・サービス、メルセデス・ベンツ銀行、フィアット銀行、フォード・ファイナンシャル、GMAC銀行、ホンダ銀行、MKG銀行(三菱系)、RCI銀行(ルノー系)、トヨタファイナンシャルサービス、フォルクスワーゲン・ファイナンシャル・サービス、ボルボ自動車銀行の12社が加盟する。
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