農業化学メーカーの業界団体IVAは14日、加盟企業の2011年の独農薬売上高(卸向け販売が対象)が12億9,100万ユーロとなり、前年比で2.9%増加したと発表した。主力の除草剤が6.9%増の5億7,700万ユーロと好調で全体をけん引。殺虫剤も2.9%増の1億4,200万ユーロに拡大した。殺菌剤は1.8%減の4億9,700万ユーロへと落ち込んだ。
\肥料の販売量はリン酸が最も大きく伸び、22%増の28万6,348トンに拡大した。カリウムは20%増の43万3,742トン、窒素は14%増の179万トン、カルシウムは10%増の228万トン。
\農薬売上は今年に入っても好調で、第1四半期は前年同期を3.9%上回った。
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