欧州航空最大手の独Lufthansa(フランクフルト)がポルトガル国営航空TAP Portugalの買収に意欲を示している。Lufthansaのクリストフ・フランツ社長が英『ファイナンシャル・タイムズ』紙に明らかにした。
\ポルトガル政府は財政再建の一環でTAPを民営化する方針を昨年半ばに打ち出した。すでに非公式の交渉が行われており、Lufthansaのほか、International Airlines Group(British Airways/Iberia)、Air France-KLM、TAM(ブラジル)がコンタクトを取っているようだ。
\フランツ社長はポルトガル航空の最大の魅力として経済が急成長するブラジル向けの路線が充実していることを挙げた。ポルトガルの旧植民地であるアフリカ諸国向けのフライト便も高く評価している。
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