経済協力開発機構(OECD)は22日、主要国の国民の主観的な生活満足度(幸福度)をまとめた「より良い暮らし指標(BLI)」の最新版を発表した。それによるとドイツは36カ国中17位で、前回(11年)に比べ1ランク後退。評価対象となった11の指標のうち「環境」に対する評価では4位と上位につけたものの、残る評価はいずれも中位にとどまった。評価が最も低かった指標は「公共ガバナンス」(29位)だった。
\BLIは国内総生産(GDP)に代わる生活満足度の新しい評価指標として2011年に初めて発表された。「住宅」「収入」「雇用」「地域コミュニティ」など11の分野について豊かさを比較できるほか、専用のウェブサイトでは、ユーザーがそれぞれの価値観に応じて豊かさの条件に比重をつけたパーソナルランキングを出すこともできる(比重の置き方によってランキング順は変動する)。
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