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2012/5/30

経済産業情報

コンドームは旅行用品、駅での休日販売は可

この記事の要約

コンドームは旅行用品であり、日曜祭日であっても駅で販売できる――。ミュンヘン行政裁判所が23日に下したこんな判決が注目を集めている。\ 裁判を起こしたのはミュンヘン中央駅でポルノショップを運営する経営者。市当局から日曜祭 […]

コンドームは旅行用品であり、日曜祭日であっても駅で販売できる――。ミュンヘン行政裁判所が23日に下したこんな判決が注目を集めている。

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裁判を起こしたのはミュンヘン中央駅でポルノショップを運営する経営者。市当局から日曜祭日の営業を禁止されたことを不服として提訴した。

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ドイツには閉店法という法律があり、日曜祭日は原則として小売店の営業が禁止されている。駅や空港などでは例外的に旅行者が必要とする商品の販売が認められているものの、市当局は「アダルト用品は旅行用品に当たらない」として原告の店舗に対し休日営業の禁止を通告していた。

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この係争でミュンヘン行政裁は、営業禁止措置は不当との判決を示した。判決理由で裁判官は、日曜祭日に旅行用品を駅で販売することは閉店法8条で認められていると指摘。そうした用品には雑誌や土産物、トイレ用品のほか、コンドームも含まれるとの判断を示した。原告のポルノショップ店では雑誌なども取り扱っており、営業禁止は行き過ぎと判断した。

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ただ、旅行用品以外については販売が認められないとしており、アダルト用品を休日に販売すると同法に抵触する可能性がある。裁判官はどの商品が旅行用品に当たるかについて細かな判断を示していない。

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