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2012/6/13

総合 - ドイツ経済ニュース

銀行業界ベア合意、26カ月で5.4%

この記事の要約

独銀行業界の労使は6日、新しい労使協定で合意した。賃金を7月から2段階に分けて計5.4%引き上げるという内容で、サービス労組Verdiは「賃上げ率は年換算で2.4%に上る」と指摘。インフレ率を上回るため、実質収入の減少は […]

独銀行業界の労使は6日、新しい労使協定で合意した。賃金を7月から2段階に分けて計5.4%引き上げるという内容で、サービス労組Verdiは「賃上げ率は年換算で2.4%に上る」と指摘。インフレ率を上回るため、実質収入の減少は回避できるとの見方を示した。協定の有効期間は今年3月から2014年4月までの26カ月。

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賃金は今年7月に2.9%、来年7月に2.5%それぞれ引き上げられる。このほか、一時金350ユーロが今年7月に支給される。

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Verdiは賃上げ6%、協定期間1年を要求し労使交渉を開始した。これに対し雇用者側は当初、30カ月で計4.2%の賃上げを行うと回答。Verdiは、雇用者回答のベアは年率1.4%に過ぎないと批判し、警告ストを実施して圧力をかけてきた。

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