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2012/6/13

企業情報

Bayer CropScience AG―小麦開発を強化―

この記事の要約

Bayerの農業科学子会社Bayer CropScience(BCS、モンハイム)は6日、独東部のガータースレーベンに小麦交配センターを開設したと発表した。新品種の開発のほか、欧州の小麦交配事業の調整業務を割り当てる。\ […]

Bayerの農業科学子会社Bayer CropScience(BCS、モンハイム)は6日、独東部のガータースレーベンに小麦交配センターを開設したと発表した。新品種の開発のほか、欧州の小麦交配事業の調整業務を割り当てる。

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小麦は世界生産高が6億5,000万トンを超え、穀物ではトウモロコシに次ぐ2番目に大きなシェアを持っている。だが、生産性の伸び率は年1%未満で、世界需要の増加率の半分にとどまる。

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BCSは世界の人口爆発や地球温暖化を背景に生産性が高く乾燥などに強い品種のニーズが高まると判断。このたび小麦交配センターを設置した。同センターで開発した品種は2015年以降に市場投入する意向だ。同様のセンターは米ネブラスカ州リンカーンにも近く開設する。

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ガータースレーベンにはバイオテクノロジー工業団地やライプニッツ植物遺伝学・栽培作物研究所があるなど、バイオ産業のインフラが充実している。

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