ドイツ機械工業連盟(VDMA)が3日発表した独業界の2012年5月の受注高は前年同月を実質6%下回り、7カ月連続で後退した。国内受注が8%減少、国外も4%落ち込んだ。
\特殊要因による統計上のブレが小さい3カ月単位の比較を見ても、3~5月は前年同期を6%下回った。国内が9%、国外が5%の幅でそれぞれ落ち込んでいる。
\5月の国外受注を地域別にみると、ユーロ圏は7%減と大きく落ち込んだ。ユーロ圏外は3%減にとどまっており、VDMAのエコノミストは「非ユーロ圏の需要は底を打ったようだ」との見方を示した。
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