ドイツの新車市場で繰り広げられてきた割引競争がひとまずピークを超えたもようだ。デュースブルク大学自動車リサーチセンター(CAR)の未公開調査レポートをもとに3日付『ハンデルスブラット』紙が報じたところによると、2012年12月の割引指数は2カ月連続で低下した。販売台数が多い主要30モデルの割引率は平均17.6%で、前月を1.4ポイント下回った。
\特に最大手のフォルクスワーゲン(VW)は限定モデルを幅広く投入。割引競争に一線を画して出したという。
\CARのフェルディナンド・ドゥーデンフェファー所長によると、新車市場の低迷は2013年も続く見通しのため、割引競争は再び過熱する可能性もあるという。
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