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2013/1/9

経済産業情報

ベンチャービジネス・コンペ、エネルギーをテーマに熱戦

この記事の要約

スタートアップ企業の先進的なビジネスモデルを競う国際コンペ「CODE_n」で、最終候補の50社が選出された。同コンペは独ITサービス会社GFTなどが2011年に開始したもので、「エネルギーの持続的な供給・利用」をテーマに […]

スタートアップ企業の先進的なビジネスモデルを競う国際コンペ「CODE_n」で、最終候補の50社が選出された。同コンペは独ITサービス会社GFTなどが2011年に開始したもので、「エネルギーの持続的な供給・利用」をテーマにした今回は、世界35カ国から再生可能エネルギーやIT関連の250社が応募。予選を勝ち抜いた企業は、3月に開催される情報通信技術見本市(CeBIT)の特設ホールで自社ビジネスのプレゼンテーションを行う。

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「CODE_n」は革新的なITソリューションや時代の一歩先を行くサービスを提供する新興企業の支援・育成を目的として、GFTと会計監査大手アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)、ドイツ見本市社(CEBIT主催者)が設立した。最優秀に選ばれた2社には賞金1万5,000ユーロが贈られる。

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エネルギーを中心テーマとする今回のコンペで最終選考に残った企業の事業範囲は、スマートグリッド、クリーンテクノロジー、電気・ハイブリッド自動車、代替エネルギー、再生可能エネルギー、スマートホーム(高度な家庭内ネットワークを駆使した住宅)、代替交通手段、クラウドコンピューティングなど多岐にわたる。ドイツからはDeinBus.de、Greenergetic、Solarkiosk、Futurewattなど24社が決勝に進出。外国勢は米国、スペイン、英国、ギリシャなど12カ国から参加する。

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