自動車部品大手Bosch(シュツットガルト)のフォルクマル・デナ社長は18日の年次記者会見で収益力の強化方針を明らかにした。本業のもうけを示す営業利益が昨年、半減したためで、従業員代表の事業所委員会との間では協定を結び、売り上げが落ち込んでも利益を確保できるようにしたという。同時に研究開発投資も拡大し技術力を強化する意向だ。今年は売上成長率で2~4%を見込んでいる。
\各事業拠点の事業所委員会と結んだ協定により、売上が最大20%落ち込んでも、利益を確保できるようにした。操短制度を活用する。
\昨年は研究開発費用を前年比14.2%増の48億に拡大した。今年も引き続き増やす方針で、自動運転システムの開発も進める。
\太陽電池事業からは2014年までに完全撤退する。同事業に携わる従業員3,000人の処遇は未定。
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