鉄鋼系複合企業の独Thyssenkrupp(エッセン)は4月23日、方向性電磁鋼帯の生産拠点3カ所を売却すると発表した。今後3年でコストを20億ユーロ圧縮する計画の一環で、従業員1,820人が影響を受ける。
\電磁鋼子会社Thyssenkrupp Electrical Steelの監査役会が計画を承認した。売却するのは独ゲルゼンキルヒェン工場(従業員数620人)と仏イスベルグ工場(同590人)、印ナーシク工場(610人)。非方向性電磁鋼帯を生産する独ボーフム工場(720人)は独デュースブルクにあるThyssenkrupp Steel Europe AGに統合するとしている。
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