航空大手のルフトハンザとサービス労組Verdiは1日、新しい労使協定を締結することで合意した。地上勤務職員の賃金を計3.0%、子会社Lufthansa SystemsとLufthansa Cargoでも同4.7%引き上げるという内容。このほか、新設子会社に移籍する社員については2020年10月末まで、経営上の理由による整理解雇を行わないことも取り決めた。
\地上勤務職員の賃金は今年8月1日に1.5%、来年8月1日にも1.5%引き上げる。Lufthansa SystemsとLufthansa Cargoでは今年8月が2.4%、来年8月が2.3%。
\Verdiは4月22日、ルフトハンザを対象に大規模な警告ストライキを実施。ルフトハンザは同日予定していた約1,800便のうち42便しか運行できず、大きな痛手を受けた。今回合意が成立したことで、無期限スト入りは回避された。
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