ドイツ2位の自動車連盟である欧州自動車クラブ(ACE)は7日、電動アシスト自転車の国内保有台数が130万台に達したと発表した。販売数は近年、急増しており、2010~12年の3年間の実績は90万台を超え、07~09年(33万台)の約3倍に達した。需要は今後も伸びる見通しで、自転車市場(売上ベース)に占めるシェアは近い将来、現在の10%から15%に拡大するという。
\電動アシスト付き自転車はこれまで主に高齢者が利用してきた。最近は都市の若年層の間でも人気が高まっている。通勤に利用しても汗をかかずに済むうえ、自動車に比べ環境にやさしいためだ。
\販売されている電動アシスト自転車の95%は、時速25キロメートルまでモーターで補助するタイプが占める。残りの5%は時速45キロメートルまで補助するタイプだが、登録が必要となる。
\ACEによると、欧州で販売される電動アシスト自転車の3台に1台はドイツが占める。オランダ、オーストリア、スイスでも人気が高い。
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