鉄鋼大手の独Thyssenkrupp(エッセン)は12日、ブラジル工場の高炉2基のうち1基が約1カ月前から故障で利用できないことを明らかにした。復旧の時期や修理コストなどの詳細は明らかにしていない。現在進めている同工場の売却交渉に影響が出そうだ。
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内部情報としてロイター通信が報じたところによると、稼働率は通常の半分以下に落ち込んでいる。修理費用はすでに少なくとも5億ユーロに達したという。
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同工場の売却交渉は最終局面に達している。現地鉄鋼メーカーCSNが有力な売却先候補とされる。
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