マイレージプログラムで貯めたポイントで購入した航空券を第3者に売却できるかどうかをめぐる係争で、第2審のケルン高等裁判所は12日、売却できるとの判断を示した。判決理由は現時点で公表されていない。上告が認められているため、最終判断は最高裁の連邦高等裁判所(BGH)が下す公算が高い。
\裁判は航空大手ルフトハンザを相手どって顧客が起こしたもの。同顧客はマイルで購入した航空券を第3者に売却したが、同社がこれを認めなかったため提訴した。ルフトハンザは、そうした航空券を友人や親せきにプレゼントすることは可能だが、売却はできないとの立場だ。1審のケルン地方裁判所は原告敗訴を言い渡していた。
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