スマートフォンの利用者がドイツで急速に増えている。市場調査大手ニールセンが2月に実施したアンケート調査によると、携帯電話機利用者に占めるスマートフォン保有者の割合は62％に達し、昨年第3四半期の54％から8ポイント上昇した。従来型携帯電話機は38％へと縮小している。
\スマートフォンの利用者が最も多いブランドはサムスンで全体の41％占めた。これにアップル（同21％）、HTC（11％）が続く。ソニー・モバイルは8％で、5位に付けた。
\スマートフォン購入の際に最も重視する点は機能で、全体の70％が回答した。価格は8％と少なく、ブランドと使い勝手の良さもそれぞれ7％にとどまった。ただ、アップル「iPhone」の利用者に限ると、機能重視が77％、ブランド重視も12％と全体の平均を上回っている。
\iPhoneの販売台数が最も多い電気通信事業者はドイツテレコムで、シェアは39％に上った。ボーダフォンとO2は各20％、E-Plusは10％となっている。E-Plusはサムスン製スマートフォンではシェアが最も大きく、47％に達した。
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