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2013/8/21

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Goertz GmbH―通販大手Ottoが出資か―

この記事の要約

独最大の靴販売店Goertz(ハンブルク)が戦略投資家の模索に向けて交渉を進めているもようだ。各種メディアが報じたもので、通販大手のOttoが最も有力な交渉先という。両社はコメントを控えている。\ Goertzは1875 […]

独最大の靴販売店Goertz(ハンブルク)が戦略投資家の模索に向けて交渉を進めているもようだ。各種メディアが報じたもので、通販大手のOttoが最も有力な交渉先という。両社はコメントを控えている。

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Goertzは1875年創業の老舗で、ドイツ国内に計240店舗を展開している。開業以来、黒字経営が続いていたが、2011年に初めて赤字へと転落。12年も赤字を計上した。

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業績が悪化したのはZalandoなどのインターネット通販が急速に伸びているため。衣服に見合った靴を販売する衣料品店が増えていることも追い打ちをかけている。

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Ottoは独通販市場でAmazonに次ぐ2位の大手で、ネット販売のノウハウを持つ。また、Goertzと戦略提携すると、両社は物流・調達面でシナジー効果を引き出せるメリットがある。

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Goertzは業績改善に向けてすでに従業員100人を削減したほか、国内の14店舗を閉鎖。また、ポーランド市場から撤退した。利幅の大きい高額製品の比率を増やした効果もあり、2014年には黒字転換する見通しだ。ただ、自己資本比率が低下しているため、戦略投資家の出資を仰ぎ、事業強化の資金を確保したい考え。創業家一族は将来的に過半数資本をOttoに譲渡することも視野に入れているという。

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