航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)は19日、AirbusとBoeingに長距離機を計59機発注すると発表した。燃費性能の低い古い機材と順次交換。燃料コストを引き下げる狙いだ。
\Boeing「777-9X」を34機、Airbus「A350-900」を25機、それぞれ発注する。発注価格は計140億ユーロ(カタログ価格ベース)で、同社の投資としては過去最大となる。引き渡しは2016年に始まり、25年に終了する予定。
\発注する59機はフライト100キロメートルに要する燃料が乗客1人当たり平均2.9リットルにとどまる。現在利用する航空機に比べ約25%少なく、Lufthansaのクリストフ・フランツ社長は2リットル台まで低下したことの意義を強調した。
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