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2013/10/9

企業情報

Airbus S. A. S.―日航から初受注、A350を31機―

この記事の要約

欧州航空大手のAirbus(仏トゥールーズ)は7日、日本航空から中長距離機「A350」31機を受注したと発表した。日航がAirbus機を発注するのは2004年に経営統合した日本エアシステムを除くと今回が初めて。Airbu […]

欧州航空大手のAirbus(仏トゥールーズ)は7日、日本航空から中長距離機「A350」31機を受注したと発表した。日航がAirbus機を発注するのは2004年に経営統合した日本エアシステムを除くと今回が初めて。Airbusは米Boeingの牙城である日本の航空機市場に食い込んだ格好だ。

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A350-900型機を18機、A350-1000型機を13機、受注した。取引額はカタログ価格ベースで95億ドル。日航はさらに25機をオプション購入することも取り決めた。

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日航は現在運行しているBoeing「777型機」の後継機としてA350を2019年から順次、投入。約6年をかけて切り替えていく。

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日航は「安全性を含めた性能、機材品質、高い経済性、お客さまの快適性、地球環境への配慮など総合的に勘案したうえで」A350を選択したと説明。A350の競合機であるBoeing「787型機(Dreamliner)」でバッテリーに不具合が起きていることは理由でないと強調している。

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全日本空輸も777型機およそ25機を2020年から新たな機材に切り替えていくことを計画している。777の次世代機「777X」とA350が候補に挙がっている。

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