ドイツ機械工業連盟(VDMA)のトーマス・リントナー会長は17日の会員集会で、国内機械生産高が来年は前年比で3%増加し、2年ぶりに拡大するとの見通しを示した。主要な輸出先である米国と中国で景気が再び加速していることが大きい。低迷する欧州市場についても景気後退局面はほぼ終わったと述べ、今後は増加に転じるとの見方を示した。
\今年は経済の先行き不透明感を背景に顧客産業からの受注が減少。国内機械生産高は前年比1%減の1,950億ユーロとなり、4年ぶりに縮小する見通しだ。最近は需要の回復傾向が鮮明になっているという。
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